耕三寺と未来心の丘について調べると、拝観料や大理石の使用量など、サイトによって書かれている数字がバラバラで戸惑った人も多いのではないだろうか。「大人1,800円」と書かれたページもあれば「1,400円」のページもあり、大理石の量も「約3,000トン」「約5,000トン」と諸説ある。「西の日光」という呼び方を見かけることもあれば、大三島側のカフェが「海が見える」と紹介されているのに実際には確認が取れない、というケースもある。

こうした食い違いは、決して珍しいことではない。観光地の情報は、公式サイトが更新される一方で、値上げ前の情報を載せたままの二次メディアが残り続けたり、体験談ベースの噂がそのまま定説のように広まったりすることで生まれる。この記事では、公式情報とネット上に出回っている情報を1つずつ仕分けながら、生口島・瀬戸田エリアの回り方と、海の見えるカフェまでまとめて案内する。

📌 結論だけ先に知りたい方へ

  • 耕三寺の拝観料は公式最新で大人1,800円・高校生大学生1,200円
  • 駐車場は無料のP1(40台)があり、満車ならP2や周辺の有料Pへ
  • 海が見えるカフェの本命は瀬戸田の「しまなみドルチェ 瀬戸田本店」

生口島に着いたら、耕三寺と海カフェどちらから回る?(全体の流れ)

前回は、車移動でも楽しめる亀老山からの絶景ドライブを紹介した(【しまなみ海道Day1】サイクリングなしで楽しむ亀老山と絶景ドライブ)。今回は、生口島・瀬戸田エリアで耕三寺と未来心の丘、そして海の見えるカフェを1日で回るモデルコースを紹介する。

先に結論を言うと、午前中に耕三寺・未来心の丘をじっくり見学し、そのあとに瀬戸田の街なかでカフェ休憩、という順番が動きやすい。耕三寺全体の見学時間は、しまなみ観光マップ(shimanami-guide.jp)の目安で1〜1.5時間とされている。この数値は公式サイトには記載がなく、観光メディア側の目安である点は留意しておきたい。境内は屋外を歩く時間が長いため、日差しの強い時間帯を避けて午前中に訪れ、昼前後にカフェへ移動する組み立てがおすすめだ。

境内には本堂などの伽藍のほか、洞窟のような通路を進みながら仏教的な世界観を体感できる「千佛洞地獄峡」という施設もある(営業時間9:00〜16:50、旅行メディアTHE GATEの情報)。この営業時間は、耕三寺全体の開館時間(9:00〜17:00、最終入館は閉館30分前の16:30)とほぼ重なっているが、閉館の10分前にあたる16:50が事実上のタイムリミットになる。境内をひと通り見終えたあとに「最後に洞窟も」と後回しにすると、閉館間際で入れなくなるおそれがあるため注意したい。未来心の丘・本堂・千佛洞地獄峡と回ると、想像以上に見どころが多い場所だと分かるはずだ。時間配分に迷ったら、まずは未来心の丘と本堂を優先し、余裕があれば千佛洞地獄峡にも立ち寄る、という考え方でスケジュールを組んでおくとよいだろう。

耕三寺の拝観料、ネットでは「1,400円」表記も見かけるが正解は「1,800円」

耕三寺の拝観料を検索すると、「大人1,800円」というページと「大人1,400円」というページが同時に出てきて、どちらが正しいのか分からなくなる。結論から言うと、公式サイト(kousanji.or.jp/info.html)に掲載されている最新料金は、大人1,800円(団体20名以上は1,600円)、高校生・大学生1,200円(団体1,000円)だ。中学生以下は無料、障害者本人と介護者1名も無料になる。

一方で、旅行メディア「THE GATE」など一部の二次情報サイトでは、大人1,400円・高校生大学生1,000円という表記が見られる。おそらく値上げ前の料金がそのまま反映され続けているサイトがあるためと考えられるが、いずれにしても値上げの経緯そのものは今回確認できていない。訪問前には公式サイトで最新料金を確認しておくと安心だ。

なお、拝観料には境内・未来心の丘・金剛館の見学が含まれており、書院「潮聲閣(ちょうせいかく)」だけは別途料金が必要になる。潮聲閣は10:00〜16:00の公開で、本堂などのメインエリアより公開時間が短い点も覚えておきたい。耕三寺自体は9:00から入場できるが、開館直後の9時台に訪れた場合、潮聲閣はまだ開いていない。逆に夕方16時を過ぎてから境内を回り始めると、他のエリアは17時まで見学できても潮聲閣だけは先に閉まってしまう計算になる。境内を回る順番を組み立てる際は、潮聲閣の見学を10:00〜16:00の間に収まるよう先に組み込んでおくと、見逃しを防ぎやすい。時間に余裕を持って計画すれば、潮聲閣まで含めてゆっくり見学できるだろう。

YU人
YU人
ネットで見た金額と違うと思ったら、値上げ後の情報が反映されてないサイトもあるんだね

とりじん
とりじん
公式サイトの最新料金を見ておけば安心だよ

開館時間とアクセス(車/公共交通機関)

耕三寺の開館時間は9:00〜17:00で年中無休、最終入館は閉館30分前となっている。住所は広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2だ。

車で向かう場合、山陽自動車道の尾道IC→西瀬戸尾道IC→生口島北ICを経由するルートが約50分、福山西IC経由だと約40分が目安とされている。四国方面からしまなみ海道を渡る場合は、今治IC→生口島南IC経由で約35分ほどだ。生口島の玄関口となる生口島北ICからは、耕三寺まで約10〜13分で到着する。ただし、これらの所要時間は複数の観光メディア・個人ブログが独立に一致して案内している数値であり、公式サイトにアクセス専用ページ(アクセス時間を明記したページ)は見当たらなかった点は補足しておきたい。

公共交通機関の場合は、JR山陽本線・尾道駅からおのみちバス「瀬戸田線」(瀬戸田港行き)に乗り、「耕三寺」バス停で下車すればすぐだ。バスの所要時間は時間帯により約64〜74分とされている(NAVITIME時刻表ベース)。この10分ほどの幅は、時間帯による道路状況の違いが影響しているとみられる。運行本数はそれほど多くない可能性があるため、事前に時刻表を確認しておくと安心だ。特に、日中1本を逃すと次の便まで間隔が空いてしまうケースも考えられるため、行きだけでなく帰りのバス時刻もあらかじめ調べたうえで、耕三寺・未来心の丘での滞在時間を逆算しておくと計画が立てやすい。福山駅から向かう場合は、JR山陽本線で尾道駅まで移動してから同じバスに乗り換える形になる。

このペルソナ(サイクリング経験のない車移動メインの旅)であれば、しまなみ海道を橋づたいに走りながら、生口島北ICで一般道に降りてすぐ耕三寺に向かえる車ルートが現実的だろう。四国方面から北上する場合も、生口島南ICから約35分という目安であれば無理のない移動距離だ。バスでの移動は本数の制約があるため、公共交通機関を使う場合は往復のバス時刻をあらかじめ確認したうえで、耕三寺・未来心の丘の滞在時間を組み立てておきたい。

駐車場はP1・P2の2ヶ所、満車ならどうする(未確認情報あり)

YU人
YU人
満車だったらどうしよう…

とりじん
とりじん
無料のP1がだめでもP2や近くの有料駐車場があるから大丈夫だよ

耕三寺博物館・平山郁夫美術館共用の無料駐車場があり、車での訪問でも駐車場代の心配はいらない。普通車専用のP1は40台分で、耕三寺までは徒歩約2分と近い。

もう1つの駐車場・P2については、今回の調査で情報が食い違っていた。「バス専用24台」とする情報源と、「普通車兼用で約40台・徒歩約5分」とする情報源の2種類が併存しており、どちらが正確か確定できなかった。ただし、P1が満車の場合にP2にも普通車が案内される、という点は複数の情報源で一致している。正確な台数は分からないため、この記事でも具体的な数字は書かないが、「P1がいっぱいでも別の無料枠に回してもらえる可能性がある」と考えておけば十分だろう。

それでも埋まっている繁忙期には、周辺の民間有料駐車場(1日500円程度という体験談もある)も選択肢に入れておきたい。実際に訪れた個人ブログの筆者は、繁忙期には民間の有料駐車場もすぐに満車になったと報告している。桜の時期や大型連休など混雑が予想される日程で訪れる場合は、朝早めに到着する、あるいは公共交通機関を検討するといった対策も選択肢に入れておくと安心だ。

駐車場が満車にならないか不安になるのは、車移動の旅ではよくあることだ。似た悩みへの向き合い方は、以下の記事でも紹介している。

【水晶浜Day1】朝7時到着で決める駐車場・渋滞・子連れ安全ガイド

未来心の丘ってどんな場所?白い大理石の庭園の正体

白い大理石の建物が並ぶ庭園を歩くとりじんと炎のキャラクター

未来心の丘は、耕三寺の境内にある白い大理石で構成された屋外庭園だ。広さは5,000平方メートルで、使われている大理石はイタリア・カッラーラ産だと公式サイト(kousanji.or.jp/hill_of_hope.html)で明記されている。カッラーラは彫刻用の大理石の産地として世界的に知られる土地で、ミケランジェロの彫刻にも使われたことで有名な石材だ。

この庭園を制作したのは、彫刻家の杭谷一東(くえたにいっとう)氏。構想に5年、着工から完成まで12年という長い年月をかけて作り上げられた。2000年10月8日に第1期がオープンしている。1人の彫刻家が20年近くの歳月をかけて仕上げた庭園だと考えると、丘の随所に配置されたモニュメントの1つ1つにも自然と目が向くはずだ。真っ白な大理石の丘と、その向こうに広がる瀬戸内の島々や海のコントラストが、この場所の一番の見どころだ。

大理石は「何トン」使われている?公式は非公開、諸説ある数字(未確認情報あり)

未来心の丘についてもう1つ、数字が錯綜している論点がある。「大理石が何トン使われているか」だ。ネット上には「約3,000トン」とする記事も、「約5,000トン」とする記事もあり、数値が真っ二つに割れている。今回、公式サイトを確認したが、大理石の使用量を示す具体的なトン数の記載は見当たらなかった。

どちらの数字が正しいのかは、今回の調査では確定できなかった。そのため、この記事では具体的なトン数を書かない。確実に言えるのは、「5,000平方メートルという広い敷地全体に、イタリア産の白い大理石が使われている」ということだ。5,000平方メートルは、25メートルプールでいえば十数面分に相当する広さになる。それだけの敷地を覆う量の大理石が使われている、という規模感でイメージしておけば十分だろう。数字の桁を気にするより、実際に丘に立って、大理石の白と海の青のコントラストを自分の目で確かめてほしい。

撮影の定番「光明の塔」、混雑を避けて楽しむには

未来心の丘の中でも代表的なモニュメントが「光明の塔」だ。公式サイトによると、これは仏教の護法善神である十二天のうち、太陽の神格である「日天」が放つ光(希望)を表現した塔で、西に沈む太陽に向かって合掌するような設計になっているという。丘には全部で12基のモニュメントが配置されており、光明の塔はその中の1つにあたる。

この光明の塔は、SNS映えする撮影スポットとして人気が高く、混雑しやすい場所でもある。9月の連休に訪れた個人ブログの筆者は「大混雑だった」と報告しており、光明の塔の前では順番待ちの列ができていたという記述も見られた。同じブログには、以前と比べて「SNS映えスポットとして常時混雑するようになった」という趣旨のコメントもあり、撮影目的の来訪者が増えていることがうかがえる。

ただし、「何時頃なら空いているか」といった時間帯別の具体的なデータは今回確認できなかった。「午前中が空いている」というような断定は避けたいが、連休や週末は混みやすいと想定した上で、行列も想定内として余裕を持ったスケジュールを組んでおくのが現実的だろう。光明の塔以外にも12基のモニュメントが丘全体に配置されているので、1つのスポットに固執せず、丘全体をゆっくり歩きながら気に入った場所で写真を撮る、という回り方もおすすめだ。

絶景の撮影スポットを効率よく回るコツについては、以下の記事でも紹介しているので参考にしてほしい。

角島大橋アクセス完全ガイド|渋滞・駐車場の失敗回避術と外せない絶景スポット4選

大理石の丘は歩きやすい靴・日差し対策を忘れずに

YU人
YU人
サンダルで行っても平気かな?

とりじん
とりじん
大理石が広がる屋外だから、歩きやすい靴の方が安心だよ

未来心の丘は屋外にあり、大理石の上を歩いて回ることになる。今回確認した範囲では、「大理石が滑りやすい」といった公式・自治体からの明示的な注意喚起は見つからなかった。とはいえ、屋外の石材である以上、雨上がりや凹凸のある箇所ではヒールやサンダルより歩きやすい靴の方が無難だと考えられる。これはあくまで一般的な推測であり、公式の注意喚起ではない点は明記しておきたい。丘全体を歩いて回ることを考えると、普段の観光と同じようにスニーカーなど歩き慣れた靴で訪れておけば、モニュメントを1つずつゆっくり見て回りやすいだろう。

日差し対策も忘れずに準備しておきたいポイントだ。公式サイトに直接的な注意喚起はないものの、白い大理石が広範囲に広がる屋外施設のため、夏場は照り返しが強くなることが構造的に予想される。実際に訪れた個人ブログでも「暑くてたまらなかった」という感想が見られた。帽子やサングラス、日焼け止めなど、通常の屋外観光と同じ対策を意識しておくと快適に過ごせるだろう。水分補給用の飲み物を持参しておくのも安心材料になる。

耕三寺は「西の日光」と呼ばれる?桜・紅葉の名所としての顔(呼称は未確認情報あり)

耕三寺は「西の日光」と紹介されることもあるが、今回公式サイト(temple.html)を確認した限りでは、この呼称についての記載は見当たらなかった。由来や公式な位置づけを裏付ける一次情報が見つからなかったため、断定的な紹介は避けたい。

一方で、建築そのものの評価は公式サイトでもはっきり示されている。耕三寺は、日本の代表的な古建築を手本にしながら、実用性・機能性を重視した独自の改造が加えられた建築で、「耕三寺式伽藍配置」として評価されているという。境内の堂塔15棟は国登録有形文化財に指定されている。

また、公式サイトには「桜、つつじ、紫陽花、百日紅、紅葉…四季をとおして様々な花木にあふれる境内」という記載があり、季節の花木の名所としての一面も持つ。「耕三寺さくらまつり」というイベントページも公式に用意されており、2026年は3月28日〜4月8日の開催が予定されている。つつじや紫陽花は初夏、百日紅は夏、紅葉は秋と、訪れる季節によって境内の表情が変わるため、白い大理石の未来心の丘とあわせて、いつ訪れても違った見どころがあるのもこの寺の特徴だ。極彩色の建築と、季節ごとの花のコントラストも見どころの1つだ。

見学のあとは、海の見えるカフェでひと休み(移動の目安)

YU人
YU人
見て回ったし、そろそろひと休みしたいね

とりじん
とりじん
海が見えるカフェを3つ厳選してきたよ

海を望むテラス席でドリンクを楽しむとりじんと炎のキャラクター

耕三寺・未来心の丘を見学したら、瀬戸田の街なかで海の見えるカフェに立ち寄るのが定番のコースだ。瀬戸田はレモンの産地としても知られており、レモンを使ったスイーツやランチが充実している。境内にも「カフェ・クオーレ」という休憩スポットがあり(営業時間10:00〜16:30)、見学の合間にひと息つくことができるが、この記事では境内を出たあとに立ち寄れる、生口島・大三島の実名カフェを中心に紹介する。ここからは、瀬戸田エリアを中心に、実際に営業・メニューを確認できた4店を紹介する。すべて生口島内で完結できる立地にあるので、車移動でも回りやすい。

グルメ休憩に関する回り方の考え方は、以下の記事でも紹介しているので合わせて参考にしてほしい。

軽井沢グルメ&お土産の最終ガイド!信州蕎麦・信州牛からガラス工芸体験まで〈3日目〉

(PR)瀬戸田の海を見ながらレモンジェラート「しまなみドルチェ 瀬戸田本店」

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「しまなみドルチェ 瀬戸田本店」は、瀬戸田を代表するジェラート専門店だ。公式サイトには「テラスの前に広がるのは瀬戸内海の美しいパノラマ」と明記されており、テラス席から海を眺めながらジェラートを楽しめる。瀬戸田産レモンを使ったフレーバー「瀬戸田のレモン」があり、地元の柑橘を存分に味わえる一品として人気だ。食べログの「アイスクリーム・ジェラート百名店」に2023年・2026年と選出されている実力店でもある。

営業時間は10:00〜日没で年中無休。価格帯は999円以下と、気軽に立ち寄れる設定だ。評価点は食べログで3.60(754件)と、瀬戸田エリアの中でも特に評価の高い店の1つだ。駐車場については公式サイトに記載がなく、近隣の公共駐車場を利用する形になる見込みだ。耕三寺観光のあと、瀬戸内海を眺めながら瀬戸田産レモンのジェラートで一息つく、というのが定番の流れになっている。

しまなみドルチェ 瀬戸田本店(食べログ)

(PR)古民家で味わうレモンランチ「レモン&カフェ 汐待亭」

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「レモン&カフェ 汐待亭」は、瀬戸田港から徒歩約5分、しおまち商店街にある古民家カフェだ。築150年の古民家を改装した店内で、瀬戸田産の自然栽培レモンを使ったメニューが名物になっている。看板メニューは、欧風カレー680円、レモンバターチキンカレー1,000円、キーマカレー1,000円。ドリンクにはレモネード550円、レモンコーラ600円がある。

営業時間は火〜日曜11:00〜16:00頃で、月曜が定休日だ。食べログ上の店舗名は「自転車カフェ&バー汐待亭」と表記されているが、同一住所・同一店舗なので迷わないようにしたい。「自転車カフェ」という名前が示すとおり、しまなみ海道を自転車で巡るサイクリストの立ち寄り先としても知られている店で、車移動の場合でも古民家ならではの落ち着いた雰囲気を楽しめる。評価点は食べログで3.25(41件)。

レモン&カフェ 汐待亭(食べログ)

(PR)柑橘ジュース作り体験「尾道柑橘工房SETODA」

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「尾道柑橘工房SETODA」は、柑橘の生搾りジュース作りやレモン・柑橘パフェ作りなどが体験できる、菓子職人が営むカフェだ。公式サイトには「海を眺めながら生搾りジュースを味わう」と紹介されているが、全席から海が見えるかどうかまでは確認できなかったため、この記事では体験そのものの魅力を中心に紹介したい。

体験メニューは、生搾りジュース作り1,000円(20分、11〜5月限定)、レモン・柑橘パフェ作り2,500円(30分)、レモンジャムづくり3,000円(45分、通年)。ドリンクは650〜900円、ソフトクリームなどは600〜650円程度で楽しめる。生搾りジュース作りは柑橘の収穫時期にあわせた11〜5月限定のメニューで、レモンジャムづくりは通年体験できるという違いがあるので、訪れる時期にあわせてメニューを選ぶとよいだろう。専用駐車場はなく、近隣の公共駐車場を利用する形になると公式サイトで案内されている。

営業時間は情報源によって差があり、食べログでは9:00〜16:00、公式サイトでは10:00〜16:00・不定休と案内されている。水曜定休という情報もあるため、来店前に営業状況を確認しておくと安心だ。体験型のメニューが中心のため、団体や繁忙期は予約が埋まっている可能性もある。評価点は食べログで3.08(11件)、瀬戸田の中でも「自分で作る」体験を楽しみたい人向けの選択肢だ。

尾道柑橘工房SETODA(食べログ)

「海が見える」と紹介されがちなMINATOYA、実際の魅力は立地の良さ(未確認情報あり)

瀬戸田港前の複合施設「SOIL Setoda」内にある「MINATOYA(ミナトヤ)」も、瀬戸田エリアで名前が挙がることの多い店だ。ただし、この記事では「海が見える」という紹介はしない。第三者のブログでは「海辺で開放感抜群」と書かれていることもあるが、公式サイト・食べログのいずれにも席から海が見えるという明記はなく、今回の調査では裏付けが取れなかったためだ。

MINATOYAの確かな魅力は、瀬戸田港・しおまち商店街入口という好立地にある。地元食材を使った薪焼き料理が特徴で、モーニング(7:30〜10:30)からカフェタイム(7:30〜16:00、ラストオーダー15:30)、ディナー(17:30〜21:30、ラストオーダー21:00)まで通し営業しているのも使いやすいポイントだ(第1木曜はカフェタイムが休業)。価格帯はランチが1,000〜1,999円、ディナーが6,000〜7,999円。評価点は食べログで3.30(65件)となっている。

朝から晩まで通し営業している店は、瀬戸田エリアでも意外と多くない。耕三寺の開館時間(9:00〜17:00)に合わせて訪れる場合はランチやカフェタイムが使いやすいが、瀬戸田港前という立地は宿泊者の朝食や夕食にも向いている。散策の合間にふらりと立ち寄れる立地の良さで選びたい店だ。

(PR)車移動なら大三島の「Bubuka-歩歩海」も候補に(専用駐車場あり)

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生口島から少し足を延ばせるなら、大三島の「Bubuka-歩歩海(ブブカ)」も候補に入れておきたい。地元食材を使ったワンプレート料理と自家製酵母パンが自慢のカフェで、食べログには「海が見える、一軒家レストラン」と明記されている。遠くにしまなみ海道の来島海峡大橋を望める立地も魅力だ。

車移動のペルソナにとって嬉しいのは、専用の無料駐車場が完備されている点だ。テラス・屋外席もあり、天気の良い日は外の空気を感じながら食事ができる。営業時間は月・火・金曜が11:00〜16:00(ラストオーダー15:00)、土日祝が11:00〜17:00(ラストオーダー16:00)で、水・木曜が定休日。曜日によって営業時間・ラストオーダーが異なるので、訪問前に確認しておくと安心だ。価格帯は1,000〜1,999円台、ランチ平均は1,300円程度だ。評価点は食べログで3.18(25件)。生口島の耕三寺観光とあわせて、大三島側にも足を延ばすルートを考えている人には特におすすめしたい。

Bubuka-歩歩海(食べログ)

まとめ:情報が入り乱れる観光地こそ、確かな情報で仕分けよう

耕三寺・未来心の丘は、拝観料や大理石の使用量、呼称など、ネット上の情報が入り乱れやすいスポットだ。だからこそ、公式サイトで確認できる事実と、確定できていない情報を分けて捉えることが大切になる。拝観料は公式最新の大人1,800円・高校生大学生1,200円を基準にし、大理石のトン数やP2駐車場の台数のような未確定の数字は、無理に鵜呑みにしないくらいの距離感で構えておくとよい。「どの情報が最新か」「どの情報がまだ裏取りできていないか」を意識するだけでも、現地での戸惑いはぐっと減るはずだ。振り返ってみると、拝観料は公式の最新価格を採用し、大理石のトン数やP2駐車場の台数は数字が食い違うため書かず、「西の日光」という呼称やMINATOYAの「海が見える」という紹介も裏取りできなかった情報として扱った、というのがこの記事での情報の仕分け方だった。

白い大理石の丘と瀬戸内の海、そして瀬戸田のレモンを使ったカフェ巡り。情報を1つずつ確かめながら計画を立てれば、生口島での1日はきっと満足度の高いものになるはずだ。この記事で紹介した内容も、あくまで2026年8月時点で確認できた情報にすぎない。拝観料のように今後も変わりうる数字は、訪問前にあらためて公式サイトをチェックしてから出かけてほしい。

よくある質問

Q. 耕三寺の拝観料はいくらですか?
A. 公式サイトの最新料金は大人1,800円、高校生・大学生1,200円です(中学生以下は無料)。ネット上には1,400円という表記も見られますが、最新料金は公式サイトで確認してください。境内・未来心の丘・金剛館の見学が拝観料に含まれ、書院「潮聲閣」のみ別途料金が必要です。

Q. 耕三寺の駐車場は無料ですか?
A. 耕三寺博物館・平山郁夫美術館共用の無料駐車場があります。普通車専用のP1は40台分で、徒歩約2分の距離です。満車の場合はP2や周辺の有料駐車場も検討してください。

Q. 未来心の丘の大理石はどこ産ですか?
A. イタリア・カッラーラ産の大理石が使われています。彫刻家・杭谷一東氏が構想から5年、着工から12年をかけて制作し、2000年10月8日に第1期がオープンしました。

Q. 耕三寺の見学にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 観光メディアの目安では耕三寺全体で1〜1.5時間とされています。公式サイトに見学時間の記載はないため、あくまで参考としてください。開館時間は9:00〜17:00、年中無休です。

Q. 生口島で海が見えるカフェはどこがおすすめですか?
A. 瀬戸田の「しまなみドルチェ 瀬戸田本店」は公式サイトでテラスからの瀬戸内海の眺めが紹介されており、瀬戸田産レモンを使ったジェラートも人気です。営業時間は10:00〜日没、年中無休です。

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